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【第50回教育者研究会】岡山会場で開催(8月10日)

 平成25年8月10日(土)、岡山県生涯学習センターにおいて、「思いやりの心を育てる〜道徳教育を考える〜」をテーマに教育者研究会を開催。講師に大多和聡宏・開星中学・高等学校校長、井上克彦・総社市立総社西小学校校長、柴原弘志・京都市教育委員会指導部長を迎え、教育関係者を中心に約110名が参加しました。

 まず、大多和講師は、「先生方に期待したいこと」と題して講演。
 「仕事の先に何を見るか」という問いを立て、「2人の石切りの職人」の話(※)を引用。「主体性がなく仕方なく強制されて働く人の心の中には、『不平、不満』が生まれる。反対に、主体性のもと、創造する喜びを持って働く人には、『感謝』の気持ちが溢れる」と述べました。その上で、「教師は、子供とその保護者の幸せな姿を思い描きながら、仕事をしていただきたい」と語り、日頃から教師自身が学び修養に努めることの重要性を説きました。
 井上講師は「誰もが行きたくなる学校づくり」と題して、総社市の取り組みを紹介。不登校を防ぐため教師だけでなく友達同士も支え合う「ピアサポート」、生徒同士が教え合うことで学び合い、コミュニケーション能力の向上を目指す「協同学習」等を説明しました。中でも「ピアサポート」については、参加者から高い関心が寄せられました
 最後に、柴原講師は、「問題行動に立ち向かう道徳教育」と題して講演。問題行動の現状を紹し、生徒に規範意識を高めるために自己肯定感・自己有用感・自己効力感を育てることが大切であると述べました。

 午前・午後の講義終了後には、振り返りの時間を設け、この日の学びを共有してもらうため、グループごとに意見交換を実施。全ての校種(小学校・中学校・高等学校等)の教師が含まれるようにグループ分けをしたことで、「いろいろな視点の話が聞けて大変参考になる」との声がありました。
 なお、会場には教育者研究会開催50回を記念し、これまでの実施風景と写真を展示、その意義を確認する場となりました。

※旅人がある町で働いている2人の石切り職人に「何をしているのか」と問う。1人は不愉快そうに「いまいましい石を切るのに悪戦苦闘している」と答える。もう1人は生き生きと「多くの人々の心の安らぎの場となる素晴らしい教会を造っている」と答える。仕事の具体的な作業の内容ではなく、その仕事の先に何を見ているかが大切であるという事例。

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