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【第50回教育者研究会】東京都大田会場で開催(8月5日)

 平成25年8月5日(月)、大田区立池上会館において第50回教育者研究会を開催。小・中学校の教諭90名を含む計145名が参加しました。
 同会場では清水繁・大田区教育長の挨拶に続き、押谷由夫・昭和女子大学大学院教授が「道徳教育の展望と具体的展開」と題して講演。スライドを用いながら、学校で道徳教育を推進していく上でのポイントを明示しました。
 押谷氏は、教育の目的は「人格の完成をめざし、生涯学習として人格を磨き、豊かな人生を送ること」であると言います。その上で必要なのが道徳教育であり、校長がリーダーシップを発揮し、チームで組織的に取り組むべきであると強調。「心のノート」の活用や、家庭・地域と連携を強化して道徳的環境づくりを強化することが大切であり、「道徳の授業を積み重ねて、道徳的思考を習慣化する」ことが必要であると説きました。

 続いて、廣瀬由美子・元町田市立山崎小学校校長(モラロジー研究所教育者講師)が、「子どもに自信と誇りを!〜つながりを大切に〜」と題して講演しました。
 始めに「皆さんは自分を大切な存在だと思いますか?思う方は手を挙げてください」と質問。自身が小学生の時にお世話になった先生から「一生懸命やっている人のことは笑ってはいけない」「自分を大切にできない人は他者も大切にできない」といった指導を受けた経験から、自分自身が守り育てられている存在であることを自覚することで、真に自分を大切にすることができ、また他者を大切な存在であると思うことができるようになるとの実感を述べました。  また、校長時代の地域を巻き込んだ教育事例(地域からの児童に対する苦情に対し、毎月公開授業を行って児童を理解してもらって解決に導いた経験など)も紹介。「思いやりは自分と同様に他者も大事と思える力。まずは児童や、児童を受け入れてくれている地域に『ありがとう』と言おう」と結びました。

 最後に、「明日の道徳教育をどう改善するか」とのテーマの下、パネルディスカッションを実施。コーディネーターに山本惠美子・道塚小学校校長を、パネリストに廣瀬由美子氏、松尾廣文・東蒲中学校校長、岡村克志・久原小学校校長を迎え、道徳教育のあるべき姿を話し合いました。
「道徳教育のめざすものは、規範意識を高め豊かな人間性を培うこと。『お天道様が見ているよ』といった、昔から伝わる規範意識をしっかり伝えていく必要がある」
「いじめの根絶に向けては、全国一律での道徳の教科化が必要なのでは」
「大切なのは、相手の立場に立ってどれだけ物事を考えられるようになるか。子供の心を奮い立たせる教材はどういうものか、これからも皆で知恵を出し合っていきたい」
 など、活発な意見交換がなされました。


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