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【第52回 教育者研究会】道徳の授業をいかに展開するか(愛知県・尾張会場)

 平成27年7月30日(木)、一宮市総合体育館において開催。教育関係者を中心に約220名が参加しました。

実践発表

 一宮市立浅井中学校からは、「地域との交流を生かした人づくり・町づくり」をテーマに、学校として地域行事に参加するプロジェクトを発表。教員と生徒が共に町内の盆踊りや運動会などでアナウンスを担当したりテント張りを手伝ったりするなど、学校全体で地域の一員として活動している取り組み等を紹介しました。
 一宮市立木曽川西小学校からは、「思いやりの心を持った児童の育成」をテーマに発表。挨拶運動やゴミ拾い運動、合唱集会などの取り組みを通して児童の心が成長していくようすを、映像を交えながら紹介しました。

講義1

 岩見田健・モラロジー研究所教育者講師が「心が心に響く」と題して講義。近年、テレビやインターネットなどの影響で人と人とがふれ合う機会が減ったため、相手がどう感じるかを思いやる機会が乏しくなり、結果、自分だけよければよいと考える若者が増えているのではないかと問題提起。「人と人が直接ふれ合える学校現場での教育の重要性が高まっており、心ある対応ができる子供を育てることが教師の使命である」と語りました。

講義2

 中野和夫・一宮市教育委員会教育長が「ものの見方・考え方 〜教師力の向上に向けて」と題して講義。平成30(2018)年から順次始まる道徳の教科化の話題に触れながら、教師一人ひとりが道徳を通じて、子供にどのような力を付けるかをよく考えることが大切と述べました。また「道徳の授業は生き方を学ぶ時間。そのため、教師自身がさまざまな経験を積み、多面的な視野で物事を見る力がより求められる」と説きました。

講義3

 横山利弘・元文部科学省初等中等教育局教科調査官が「教科化にともなう道徳教育の課題と対応」と題して講義。全国各地で教員対象の講演を行ってきた横山講師は、道徳を教科として教えることに自信がない教員がとても多い現状を説明。生徒への評価方法など、実際に道徳の教科化を迎えた際に現場で起こり得る課題を一つ一つ説明し、参加者の意識を高めました。また、授業で使用する道徳教材は、これからの教科書の採択によって決まるため、どの教科書がよいかを判断するためにも、教員は正しい知識を身に付ける必要があると述べました。
 後半には教材を用いて、道徳授業の実演を行いました。「道徳の授業では、主人公がどのタイミングで心を立て替えたかを子供たちに考えさせ、発言させることが大切」などの言葉に、参加者は一様にうなずいていました。

<尾張会場概要>
日時
平成27年7月30日(木)
会場
一宮市総合体育館
主な内容
実践発表
(一宮市立浅井中学校)
(一宮市立木曽川西小学校)
講義
(岩見田健・モラロジー研究所教育者講師)
(中野和夫・一宮市教育委員会教育長)
(横山利弘・元文部科学省初等中等教育局教科調査官)
後援
文部科学省、愛知県教育委員会、各市教育委員会(一宮市、稲沢市、江南市、犬山市、岩倉市)

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