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平成28年度 第2回公開教養講話を開催 武蔵野大学教授・貝塚茂樹氏



 平成28年9月10日(土)、廣池千九郎記念講堂において、本年度2回目の公開教養講話を開催。今回は教育学者で、武蔵野大学教授でもある貝塚茂樹氏に「戦後日本の社会と教育―道徳・宗教・愛国心」と題して講演いただきました。平成30年の道徳の教科化に向けた、今後の道徳教育のありかたとは。モラロジー生涯学習講座の受講者と一般参加者合わせて125名が聴講しました。

家庭、地域が一体となって道徳教育に取り組むとき

 戦後の道徳教育が進まなかった理由として、道徳教育に賛成か反対かというイデオロギーに基づく政治論で70年議論が止まっている状況を指摘。また、道徳の教科化が必要とされる背景として、学校における道徳の位置づけが不明確なため、現場の判断で授業時間が他の教科に振りかえられている事情を紹介。そのうえで、今回の平成30年の道徳の教科化の一番の趣旨は与えられた道徳の時間を、きちんと道徳を教えるために使うことにあると強調し、その教える道徳の内容の改善も必要だと述べました。

「道徳の教科化は、学校教育の問題だけということにせず、ぜひ家庭、地域一体となって、学校教育を変えていくという意識改革に取り組んでいただきたい」と言う貝塚氏。「私たち自身が後世に何を遺していくのか、そういう観点を強くもって参りましょう」と締めくくると、会場は大きな拍手に沸きました。



貝塚茂樹氏・武蔵野大学教授
会場のようす

貝塚茂樹(かいづか・しげき)


 昭和38(1963)年茨城県生まれ。筑波大学大学院教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)。国立教育政策研究所主任研究官等を経て、現職。日本道徳教育学会理事、中央教育審議会専門委員(初等中等教育分科会)。

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